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相続の裏側 松田茂樹

2007年06月02日

相続の裏側 松田茂樹


相続とはなにか?

読んで字のごとし、「相、続ける」ことである。

残す側、受け継ぐ側、受け継ぐ側同士・・・お互いがお互いを思いやって続けていく
それが本来の相続という行為である。<本書から>


■この本を読んでみようと思ったきっかけは仕事上、今後知っているべきことだろうということで
何かのきっかけになれば思い読んでみようと思いました。

しかし、そこにあったのは、今まで全く私が知らなかった相続とういことの一面を知ることと
相続とういことがいかに難しいことか、思いのまま進むことが、なかなかいかないことか
また、「家族」ということを再度考えることができました。

ただのノウハウ本ではない、相続とういことへの考えや家族のことを考え直すことができる
本だと思います。

■まず、遺書というと、よくドラマにでてくるような感じで書けば書けるようなものだという
印象でいたが、そうはいかないとういことを知った。
確かに、年々その人の持っている資産は変わるし、全くゼロにして死ぬことは
難しい。

唯一いうなら、完全に資産なく、面倒を見てもらっているし、保証人とかにもなってないなら
相続とういことはないのかもしれない。


■あとは、相続というと、家族であり配偶者や子供が相続人になるのでしょうが
年配になって面倒を見ている方は実際の子供や配偶者ではなく、子供の奥さんだったりする場合、その方への相続は全くなかったりする。
お世話になってお礼がしたいと思っても、もう、そのときには自分では相続のことを伝える身体ではないなんてことも・・・
(判断できるうちにできる対策は、本に書いてあります)


■それと、相続が終わって数年後に、借金=連帯保証が急に見つかって
請求された話は、ぞっとしますね。。
残った人が誰も知らないところで、、、どれだけの借金があるのか分からないなんて・・・


■あと、経営者などの事業をされている方の話では、
継承の問題も含み、今の世の中には多くのところで起こっている問題だと思いました。

今私がいる地域でも、後継者の問題は、多く聞きます。
しかし、その後継者が見つかっても、継承の仕方を考えないと、せっかく儲けた
企業の資産価値を、、、どーーんと下げられてしまいかねない。。
怖いことです。

■まさに相続とは、残す人の思いであり、残す側の義務。

しかし、この本を読んでいて、思うことは人間、私も含めて「死ぬ」ということに
自分を直面させて考えるのは、苦手というか、ある種逃げているのかもしれませんが
考えるのを避けるのではないかと思います。
少なからず私は、まだ向き合えてないです・・・

それは、そうでしょう。
この世に自分がいなくなることを願うということ自体、ある種おかしいですから。

しかし、残される側のことを考えるなら、いい加減なことをすると
もし、自分がいなくなってから、その一家が、変な関係性になってしまうという事実は知っておくべきです。

本当に家族のことを思うなら、、一度この本を読まれることをおすすめします。

相続の裏側  松田 茂樹

■出版社/著者からの内容紹介
「ウチはそれほどの財産はないから」
「相続税はかからないから」
それだけで、相続の問題は大丈夫...などと
考えてはいませんか?
「平等ゆえの悲劇」
「遺言書の限界と落とし穴」
「部外者のおせっかい」
「負の相続(借金)はどうする?」
「会社をどう残す?」
相続の問題は、さまざまです。

相続は、すべての人に関わる重大な問題です。
あなたの大切な家族が、あなたの手の及ばないところで
メチャクチャになっていく...。
そんなことを想像して、あなたは我慢できますか?

本書は、相続問題のエキスパートである著者が、
その経験に基づいたストーリーを中心に、
相続の本当の怖さ、考えるべきポイントを紹介した1冊です。
この機会に是非、避けては通れない「相続」に目を向けてみては
いかがでしょう。
「死んだ後は、知らない!」では
済まされません!

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