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マネジメント革命 「燃える集団」を実現する「長老型」のススメ 天外伺朗

2007年04月30日

マネジメント革命 「燃える集団」を実現する「長老型」のススメ  天外伺朗

ソニーでCDやアイボの開発をされていた天外さん。
井深さんとも実際に仕事をされていたという方であり、天外さんがおっしゃられる
燃える集団として、組織が動くことを実際に体験された方であります。

■確かに、この本でも書かれている、アメリカ式経営というか効率、成果だけを求めて作られた組織というのは、ギクシャクしていると思います。

まずは、その成果や仕事について、同意が得られてないことによって、やらされている感が残り
それによって、責任の欠如が生まれ、責任がなくなることによって仕事自体が軽く扱われる
ことになってくると思います。

しかし、逆の目からして組織考えると
急激に大きくしてしまう場合など統制が取れなくなります。
そうなると、規則、締め付け、目標を示す、マニュアル化と何か私には魅力を感じないのだが、そういう組織を作らざるを得ないということも事実かもしれません。
会社的に急激に成長できる時期だと思えばそうすることも間違ってはないとは思いますが。
成長カーブの読み次第では、仕方ない時期もあるとは思います。

■燃える集団ができる長老型マネジメントで重要なことは

指示に従わない、反対する人にも絶対的な包容力を示す。
部下は、幼児が親に対するときに似た安心感を抱く
そんな「安心感」を与えることだそうだ。

このことについても分かるのだが、なんだか限度があるような気もする。
確かに、親子関係においても、どんなにワルになって親に刃向かう時期があっても
島田紳助さんもおっしゃられていましたが、親が見捨てなければ、更生するというのは、あると思う、基本的に親は子を見捨てはしないとも思うが、組織においてこういうことができるのは、確かに凄い集団を作るだろう。

ラグビーのスクールウォーズに出てきた伏見高校の山口先生なんかは、
まさに、この「燃える集団」を作ったいい例なような感じでないでしょうか。

完全なる安心感の元に行動をする
査定やリストラ、いろいろな目を気にしてする行動とは大きく違いでしょう。


■それ以外にも本当に奥深い本ですこれは。。。
ユング心理学やトランスパーソナル心理学からきた内容で、マネジメントから個、社会へと
今の変革期に多くの気づきをくれる内容です。

しかし、考えさせれますね。
うなずけるところと、実際のバランスと。
しかし、この形がいいと思えるものを持っている人と、今に何も疑問をもってない人
またそんな組織やマネジャーでは全く違いますからね。

一ついえることは、やはり新人教育などでも、組織の存在する意義など
一体何を軸において行動活動していくべきなのか、企業として業界として社会としてなど明確に伝えることでしょうね。
というより、そういうことを考えてない持ってない企業や組織が多いのが現実でしょう。
持っていてもお飾りで、実行していることとかみ合ってない。。

そうなると存続するための効率や利益などしか目が向かない、まずい組織へ一直線なんでしょう。


是非、マネジメント層や経営者にはこれは一読していただきたい本です。

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